最近
ニュースでいろいろな報道をされたので、ご存知の方も多いかもしれませんがこの10月の
金融危機でユニクロが今年4月以降初めて売上前年割れをしたそうです。それにより、昨年夏から順調に伸びていた株価に急ブレーキがかかったことが話題になりました。
同じく、3年ほど前から株価が伸び続け、資源価格高騰で過去最高益を享受していた三菱商事などの大手
商社も、先月10月で
株式が急落もしくは足踏みをしています。ちなみに三菱商事はつい2ヶ月ほど前まで、3年前の約3倍の株価をつけていました。
●この2社とも株を買っていた人は相当読みがいい経済通かもしれませんね。
ここでお伝えしたいのは、
投資の話ではなくて、実際に不況と言われている
この2008年でも、順調に伸び続けている会社・企業はきちんとあるということをお伝えしたかったのです。
実際、2008年が過去最高益、という会社は探してみるとそれなりに存在します。そしてそれらの好業績企業は、この時代の大きな曲がり角に「自分たちの役割」をきちんと見つけて、そのニーズに応えたことで大きな利益を得ていると言えるでしょう。
さらに言えば、彼らは時代の変化にきちんと歯車を噛み合わせてきているということです。衣料品大手が儲かったわけでもなく、資源系商社が儲かったわけでもなく、時代の変化に対応した受け皿となった企業だから儲かったのです。
■一極集中は、中途半端なものにお金を出さないという時代の現れ
しかし、逆に言えば上記の好調な企業でも、10月の金融危機による消費不振では大きな打撃を受けたことになりますから、長いあいだの不況予測に悪い意味で実体経済が追いついてしまった感があります。
「一極集中が益々強化されている」
簡単に言えば、既に評判の良い店・企業・サービスにだけ、さらにお客が集中し、そうでない中間レベルの
ビジネスにはお金が集まらなくなる、ということです。(ある種、当たり前のことですが)
同じ業界、商圏エリアでは、この大不況下で勝ち組たった1社、残りはジリ貧になるという状況が予見されるのです。
では、この理由はどうしてでしょうか?
要因の中でも、好調な企業の
経営者の方のセンス、感覚によるものが一番大きい気がします。
今、売上が好調な企業は、すでに昨年末くらいから、今年の苦しくなる経済情勢を予見していて、あらゆる手をすでに打ってきています。
私の
クライアントでも、好調なところは、外から見てもわからなくとも、
集客の
システムを含めた中身は、昨年と別物になっているケースがほとんどです。
戦略の書き換え・調整をしなかった企業は、1社もありません。
逆に、今売上不振に苦しんでいる企業は、ここ半年位から焦りだして
今になってどうしたらよいか、頭を抱えているケースがほとんどです。
経験や感覚、考え方の姿勢なども含めての結果なのでしょうが、これだけのタイムラグがあれば、当然勝負になりません。
そして今後、消費者は購買に対しても信用不安が高まることで、今の時代でも元気で安心、売れている企業から益々ものを買うようになります。
逆に、売れておらず、元気がない企業からはものを買おうとしなくなるでしょう。
当たり前のことですが、売れている企業を見れば、消費者はそこに継続した魅力やメリットがあるから、お客が集まっていると感じます。
行列ができるラーメン店=味が美味しい、というのは当然の感覚です。
また、そのようなお店の経営者は、考え付いた対策・アイデアをすぐに実行する手腕があることも、間違いない事実です。
かくしてこの不況下でも、勝ち組だけはきちんと生き残るというお決まりの構図が出来上がるというわけです。
posted by カレンダーは一番 at 16:15| 大阪

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